痛い!網膜のレーザー手術!

私はトヨタ系の工場で生産技術を担当していました。
ちょうどいざなぎ景気の頃で、何億円もの設備が次々と入ってきて、毎日仕事に追われていました。
酷いときには、朝8時に来て朝3時に帰る、20時間勤務なんて事をしていた事もあります。

私が網膜の傷を知ったのは、丁度この頃でした。

どうもパソコン画面を見ていると、酷い頭痛がする・・・。
頭痛?目の奥が痛い・・・?
うーん、疲れのせいだろうな。
そう思い込んでいました。

あるとき私は工場で足を怪我してしまい、労災で市民病院を訪れるハメになってしまいました。
足の怪我の程度も余り良くなかったのですが、やはり変な頭痛が続く。
寝ても痛みはあまり柔らがないし、パソコン画面を見ている時が一番辛い。
私は足の治療ついでに、眼科に訪れました。

「どうも目の奥が痛むような気がするんですけど」
と先生に申告し、真っ暗な暗室の中で先生が私のまぶたを開いて、レンズのようなもので目の奥を見る。
「ん?」
先生が、なにやら怪訝そうな顔をする。
助手の看護婦さんになにやら指示をしたと思うと、目に大きなレンズのようなものを無理矢理入れてくる。
(痛い!痛いからそれ!)
巨大なコンタクトレンズのようなものを目とまぶたの間にねじ込まれ、涙が出てくる。

「あ~・・・・酷い傷が入ってるね」

どうやら、私の網膜には大きな傷があるとのこと。
網膜のあちこちがかなり弱くなっており、いつどこが破れてもおかしくない程酷い状態のようでした。

「これはすぐにレーザーで傷周りを焼かないと、網膜が剥がれちゃうよ」

そう聞いた私は、渋々誓約書にサインし、治療を受けることにしました。

レーザー手術は巨大なコンタクトレンズのようなものを目にはめ込んだ状態で行います。
正面からかなり照度の高い光を当てられ、何も見えない状態になりますがこれがまぶしい!
うっかり目を反らそうものなら、先生から「目をそらさない!」と渇が入ります。
それでもまぶしいので目が痙攣したようにぴくぴく動く。これも怒られる。

カシュッ!カシュっ!
レーザーが照射される度に、目の奥に鈍い痛みが走る。
いつも味わってきた頭痛を数倍痛くしたような痛みが、その度に走ります。
傷口が大きいのか、この手術は1時間にもわたるものになりました。

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